寿司拉麺【ラーメン】≪寿司油麺≫                

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世界のカオスと異常な日常 18話
§§§§§§前回のあらすじ§§§§§§

私を投げるとは…怠惰ですねェ~…

§§§§§§§§§§§§§§§§§§§






Jk1「おはよ!ナイーブちゃん!」
ナイーブ「おはよー!」
未だに蝉が忙しく鳴く、残暑の9月。
ナイーブはこの日、始業式であった。

始業式はよくある校長の話が長いパターンで、
1時限目を潰しての終わりだった。
二人は教室に帰り、隣り合った席に座り、
教科書などを準備しながら駄弁る。
Jk1「ナイーブちゃん…大丈夫なの?」
ナ「?何が?」
Jk1「え…あっ、いやいや、なんでもないよ」(あんまり気にしてないのかな…)
このJkが心配していたのは、
ナイーブの家、家族は、原因不明の火事で焼けてなくなってしまったことだ。
本人は、バイト先で働いていたため、
ケガはないが、家族と、自分が暮らす場所が同時に奪われたことに、何とも思わないハズがないのだ。
このJkも、もし自分が同じ状況に立たされていたらと考えると、
堪えきれずに自殺してしまいかねない程の悲しみと孤独なのに…
と、考えていた矢先…
ナ「あっそーだ!私、これから家の場所変わるから、遊びにくるときはそこにおいでね!」
Jk1「どこに住むことになったの?」
ナ「えへへ、実はね…バイト先が太っ腹でね!住んでいい部屋があるからそこに住みなよって言ってくれたの!」
Jk1「えっ…ええっ!!?それって大丈夫なの?!後で何か請求されたりとか…」
ナ「それがね…バイト代の1/10払ってくれれば、家賃ってことでいいって!」
Jk1「へー、いいなぁー。私も一人部屋欲しいなぁ」
ナ「そういえば、兄弟がいるんだっけ?」 
Jk1「そうそう。上に兄貴、下に妹で皆同じ部屋なんだよ…しかも親がまたやっちゃってさ…次は弟だってさ…ハァ…」
ナ「た、大変だね…」
話しているうちに、担任が教室に入ってきた。
2時限目まではまだ時間があったため、
SHRが設けられたらようだ。
担任「えー、急にだが、編入生を紹介する。これから同じクラスメイトになるから、皆仲良くしてやってくれ。入ってきてくれー!」
ざわざわ…ざわざわ…
モブ1「編入生!?」
モブ2「女子かな?」
モブ3「イケメンだといいなー」
モブ4「BLのネタになれば誰でもいいです!」
モブ5「なんか腐女子いたぞ…」
ざわざわ…ざわちん…
Jk1「どんなヤツだろーね?イイヤツならいいんだけどねー」
ナ「そうだねぇ~」

ざわつく教室が、ガララッという音に合わせて静まり返った。
入ってきたのは、綺麗な黒く長い髪、前髪パッツンの、
目つきは良くないが、明らかに誰が見ても
(美少女だ…)と思える編入生だった。
再び教室がざわつく。
ざわちん…ざわざわ…
モブ1「すげー可愛い娘キタ──(・∀・)──!!!!」
モブ2「うっわ、綺麗だなぁ…」
モブ4「チッ、んだよただのメスかよ…」
モブ6「お前すっごい態度の変わり様だな…」
モブ3「イケメンじゃないのかぁー」
モブ7「なんか男臭くね?」
俺「お前後で屋上来いよ。焼いてやるよ(物理)」
モブ7「えっ何それは…(ドン引き)」

担任「んじゃ、自己紹介頼むぞ」
美少女「はい」
軽く返事をすると、美少女は名前を黒板に書いた。
美少女「〔サン・イエーガー〕です。よろしくお願いします」
担任「んじゃ、席は窓際のあそこだから…ところであそこから黒板は見えるか?」
サン「…その時は先生に言います」
担任「そ、そうか」
サンは冷淡に言うとサッと言われた席に着いた。
転校生ネタならよくある、
『窓際の、陽が当たる角席』だった。
そこからナイーブの席までは、前一つ挟んだ距離だった。

ざわざわ…ざわざわ…
休み時間となると、クラスの半分はサンの席に集まっていた。
他のクラスの生徒も数人か居た。
一番に話しかけてのは、サンの前の席にいるモブ男8だ。
モブ8「なぁ、前の高校ってどこいたの?どんな感じのとこだった?」
モブ9「ねぇねぇ、どこの化粧水使ってるの?やっぱり高いの使ってるの?」
クプラ「キミLINEやってる?www交換しようよwww」
モブ7「うーん…やっぱり何か違う…」
モブ3「彼氏とかいるの?可愛いからやっぱ5、6人いるっしょ?」

まさに聖徳太子状態のサン。
だが、そんな状況に、雷が落ちたかのような衝撃が走る。
「うるさい。自分の席に戻りなさいよ」

シーン…と静まり返った教室。
すると、だんだん周りもサンから離れていった。
ざわちん…おざわ…
モブ1「なんだよ、あんな言い方する必要ねーのに」
モブ2「確かにね」
モブ3「あーあ、つまんないのー。あんなんじゃ彼氏もできないワケだー」
モブ8(もっと罵られたかった…気が合いそうだな…)
モブ7「マジで男みたいな言い方だったな…まさか本当に…」

Jk1「ありゃー…結構キツそうな娘が来たもんだなぁ」
ナ「うーん…」
二人が散らばる様子を見ていると、
後ろから教室のドアを開ける音が聞こえた。
数学教師「授業を始めるぞー、席に着けー」
二人は次が数学なのを思い出し、
めんどくさいなぁ、と思いながら前を向く。


だが、ナイーブだけは気付いた。
サンの方から感じる違和感を。
ナ「……あれ?」
Jk1「ん?どした?教科書忘れた?」
ナ「いやいや、ちゃんとあるよ?ってそうじゃなくて!」
するとナイーブは、再度確認するかのように、
サンの方を向いた。
ナ「…教科書がない?」
Jk1「ほら、やっぱり忘れたんじゃん。一緒に使う?」
ナ「私じゃなくって!サンちゃんがないの!」
そう言われてJkもサンの机を見る。
そこには、教科書やノートどころか、
ペンケースやペンの1本もない。
極め付きは、サンが頬杖付いて教師の方を見ていた…
いや、正確には、ナイーブを見ていたのだ。
Jk1「…怖っ」
ナ「それ、私のセリフじゃ…」
すると、ガラッと、ドアが開く音が教室に響く。
教室に入ってきたのは、教頭先生だった。
それも、どこか焦っているようだ。
教頭「せっ!先生!!今っ、今すぐ職員室に来てくださいっ!!!!教室の皆さんは自習ですっ!」
数学「どっ、どうしたんですか!?」
教頭「話は行きながらしましょう!さぁ早く!!!」
そう言うと教頭と数学教師は教室を出て行った。

ざわざわ…おざわ…えざわ…
モブ2「なんだなんだ?」
モブ3「なんかあったのかな?」
モブ4「ま、まさか…駆け落ち!?男同士の禁断の愛!!?」
モブ5「それはない」
モブ8「けどあの教頭の焦り様、けっこーヤベェんじゃねーの?」







サ「数学の先生の奥さんが事故を起こしたってさ」
突然の発言に、クラス中がサンの方を向く。
サンはスマホを弄っていた。
モブ1「はぁ!?デタラメ言ってんじゃねぇよ!」
モブ3「でも…なんで先生に奥さんがいること知ってるの?来たばっかりなのにどうやって?」
モブ8「どっかで偶然聞いたんじゃないの?そういうのってよくあるし…」
モブ1「ならなんで事故のことまでわかるんだよ?!おかしいだろ
!??」
Jk1「もう!さっきから黙ってれば、何なのよアンタ!」
ナ「ちょ、ちょっと落ち着いて…」
喧騒状態の教室に、流石に堪忍袋の緒が切れたのか、
隣のクラスで授業をしていた先生が入ってきた。
先生A「ちょっと!!今授業中よ!!あなた達、数学の先生は?!」
サ「教頭先生に呼ばれて自習になりました」
先生A「なら少し静かにしなさい!周りは授業中ですよ!!」
そう言って隣のクラスの先生は戻って行ったが、
それだけで静かになることはなかった。
結局、手の空いている先生が
見張りということで教室に来たのだった。



そして放課後…
Jk1「結局何だったんだろうね、ホントに」
ナ「でも、アレ以降何もなかったし、いいんじゃないかな?」
Jk1「うーん…ま、そーだね」
Jk1は部活の服に着替えて、部室に向かう。
しかし、ナイーブは着替えたり、
部室に向かうどころか、制服で帰ろうとしていた。
Jk1「あれ?今日は部活行かないの?」
ナ「あ、うん。今日はバイト入れてあるって言っておいたから…」
Jk1「…そっかー。んじゃ、明日ねー」
ナ「んじゃ!」
そのままナイーブは校門を出て行った。

ナ「あれ?あそこにいるのって…」
店までまだ少しある所で、サンを見つけた。
帰り道が同じなのかと考えていたら、
後ろから視線を感じたのか、サンがこっちを振り向いた。

と思っていたら走って逃げていった。
ナ「にゃっ!!?何でぇ??!!待ってよぉーー!!!」
ナイーブは、サンを追っていった。



サ「な、何でだ!?ナイーブちゃんはこの時間は部活があるハズだぞ!」
適当な曲がり角をいくつか曲がり、
その先の袋小路で膝に手を突いて息を切らしていた。
流石にもう付いてきてないだろうと思い、
後ろを振り向くと、同じ体勢で
息を切らしているナイーブがいた。
サ「!!?な、なんで!?」
ナ「ハァ…ハァ…や…やっどぉ、やっと追い詰めたァ″…ハァ…」
サ「あ…えっと…大丈夫?」
心配してナイーブに近付こうとしたとき、
バッと顔を上げたナイーブが、サンの体に
タックルをかますかのように抱き付いた。
ナ「捕まえたー!!!!」
サ「どぶふぉっ!!?」
二人は地面に激突した。サンに関しては
正面と背面からの衝撃で体内の空気が全て
吐き出される感覚に陥った。
サ「と、とりあえず離れろ!!逃げた俺が悪かったから!だから離してくれって、苦しい!!」
ナ「あ…う、うん……うん?俺?」
サ「あっ、素が出ただけだから。とりあえず私から降りてくれないかな。馬乗りになってないで」
ナ「あっ…ごめんね」
サンは立ち上がると、壁に寄りかかった。
その立ち姿はまるで男の様だ。
サ「…で、なんで追いかけてきたの」
ナ「えっと……なんとなく?」
サ「なんとなくで追いかけられてたらストーカーなんて可愛いもんだろ…いや可愛くはないけど」
ナ「えと…強いてあげるなら、帰り道が一緒だったから?」
サ「…まぁいい、とりあえずここを出てお互い帰ろう」
ナ「う、うん。そうだね」
二人は元の道を辿り、いつもの登下校路に出られた。
サ「んじゃ、私はこっちの道だから」
ナ「えっ、そっちって学校方面じゃ…」
サ「追いかけられているうちに通り過ぎた」
ナ「あ…ごめん」
サ「いいよ、じゃあね。周りに気をつけて」
ナ「うん!また明日ねー!!」
そう言って、互いに帰路に着いた。






サ「そろそろ大丈夫かな」
サンはスマホを取り出し、とある人物にメッセージを送る。
宛先には、『あのバカ』と書いてある。

サ《ナイーブちゃん帰ってきたか?》
バカ《帰ってきたよ。あと『あのバカ』ってどういうことだ?》
サ《どこから見てんだよ。JK盗撮とか犯罪だぞ》
バカ《JKって言われるとヤミノグーテリアンとかチョッキー思い出す》
サ《確かに懐かしいけど関係ねぇよ》
バカ《どうだい?JKの感覚は?》
サ《とりあえず目的との接触は成功したし、注目もさせてもらったから暫くは大丈夫じゃねぇかな。ジャンケンのことなら知らん》
バカ《まぁいいからそれは忘れろ。とにかくナイーブちゃんには悟られんようになー》
サ《わかってるよ。無駄に勘が鋭い奴居たけども大丈夫だろうし》
バカ《とりまあとは任せた。しくじんなよ、ソル》



サ「ったり前だ、バカが」




To be continued...
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by susira-menmenbaz | 2016-10-11 08:00 | 世界のカオスと異常な日常 | Comments(4)
Commented by チャーハン@ダンウィンビレッジ at 2016-10-11 21:10 x
腐女神いましたねぇ…
(マジレスするとクオリティ高ない?)
Commented by チャーハン at 2016-10-11 21:14 x
異能力系なのに高校的日常ってのが好きだわ
Commented by susira-menmenbaz at 2016-10-11 23:58
見ていてマンガのような感覚になる書き方を目指しています。
高校の話がやっと書けたからなんかがスッキリ。
ところで何のクオリティのことを指しているん?
腐女神パート?

寝落ち
Commented by チャーハン at 2016-10-12 17:21 x
不思議パートの言葉のあやとか男パートの漫才力とか
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by susira-menmenbaz
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